【一眼レフ】星空の撮影

一眼レフ

vinです!今回は星空の撮影の仕方について説明していきます。一眼レフの撮影方法です。

三脚の準備

星空撮影ではシャッタースピードをとても長くとります。なので、手でカメラを持って撮影することはほとんど不可能といえます。

三脚を準備して、カメラを三脚に固定しましょう。

マニュアルモードにする

まずひとつ目はマニュアルに設定することです。一眼レフカメラには、たくさんのモードがあり、すべての設定をカメラが自動で行ってくれるオートモードなどが使えますが、星空の撮影では、すべての設定を自分で行うマニュアルモードに設定します。

だいたいのカメラでは、「M」と表示されています。マニュアルモードに設定することができたら、自分で設定を行っていきましょう。

F値をできるだけ低くする

マニュアルモードに切り替えることができたら、次にF値を調整していきます。F値はだいたい2.8〜22ほどとなっています。レンズによってこの幅は決まります。

このF値は一般的に絞りと言われており、簡単にいうと、F値が小さければ小さいほど、光を集めやすくなります。つまり星空の撮影などの極度に暗所なところでは、F値を小さくする必要があるのです。

しかし、カメラのレンズは通常4.0ほどまでしかF値を下げることができません。なので、F値がさらに小さくなるレンズを買うことをお勧めします。

F値4.0でも撮影は可能ですが、F値がさらに小さくなるレンズはさらに光を集めやすく星空を綺麗に映し出すことができます。

SS(シャッタースピード)を長くする

次にSSを遅くします。だいたい、皆さんが写真を撮る時は、シャッタースピードは1/1000秒とか1/500秒とかで撮っていると思います。

星空の撮影では極端に暗所なので、シャッタースピードを長くして、光を集める時間をたくさん撮る必要があります。

目安としては、10〜15秒程度がおすすめです。

ISO感度は場合によって変える

次に、光を取り込む感度を調節するISO感度についてです。

ISO感度とは、光を取り込むセンサーの感度のことを指していて、この値がおおきくなればなるほどセンサーの感度が良くなり、光を増幅して映し出すことができます。

しかし、ISO感度はあげすぎると、画質が劣化してしまうデメリットがあります。

なので、その時々に応じて、感度を変更する必要があります。あげるとしても3200程度で止めておくことをお勧めします。

MF(マニュアルフォーカス)に変更する

普段、撮影する際は皆さんは、知らないうちにAF(オートフォーカス)を使っています。

これは、カメラが自動で被写体にピントを合わせてくれる機能です。しかし、星空は空。被写体が空なので、ピントをカメラが合わすことはできません。

なので、自分でレンズを回してピントを合わせるMF(マニュアルフォーカス)に変更する必要があります。

変更の仕方は、レンズの側面に、切り替えるところがあると思います。そこでMFに変更です。

ピントの合わせ方は、星が1番くっきり見えるところで止めます。レンズを回すとピントが調節されるので、画面を見て、ピントを合わせましょう。

2秒タイマーを使う

いざ撮影です。この時、2秒タイマーなどのタイマーを使って撮影することをお勧めします。なぜかというと、シャッターを押した瞬間にカメラが少し動いてしまう可能性があるからです。

タイマーを使うとカメラが完全に静止した状態で、撮影を始めることができるので、2秒タイマーを活用しましょう。

天候、条件、気をつけること

星空の撮影は、繊細です。

少しでも明かりがあると、その明かりが強調され、星空を綺麗に映し出すことができません。

天気はもちろん晴れ。街からはなれた街灯のない暗所で撮影を行いましょう。

また、月明かりも星空撮影とは天敵となります。できれば、新月、または、月が出ていない時間帯をあらかじめ確認してから撮影に行くようにしましょう。

離れたところに街があっても、街の明かりは空を照らし、星空が綺麗に映し出されません。撮影する方向も重要になってきます。

できるだけ、街などがなく、暗いところの上空を撮影すると綺麗に星空を映し出すことができます。

まとめ

以上、星空撮影の方法でした。星空撮影はさらに奥が深いものです。今回説明したことは、最低限の設定です。

さらに極めたい方はもっと様々な方法があるので、試してみてもいいかもしれません!

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