【英文法解説】関係副詞とは?関係代名詞との違い・使い方を徹底解説!

目次

■ 関係副詞とは?

関係副詞は、「副詞の役割をする関係詞」のことです。主に「場所・時間・理由・方法」を表す先行詞と、それを説明する文をつなぐ働きをします。

関係副詞には、主に以下の4種類があります。

関係副詞意味先行詞の例置き換え可能な関係代名詞の構造
when~する時にtime, day, year などin/on/at + which
where~する場所でplace, house, city などin/at + which
why~する理由でreasonfor which
how~する方法でway(ただし制限あり)in which ※省略されやすい

■ それぞれの使い方と例文

【1】when:時間に関する関係副詞

先行詞が時間(time, day, moment など)の場合に使われます。

I remember the day when we first met.
(私たちが初めて会った日のことを覚えています)

「when」は in which や at which で書き換え可能です。

I remember the day on which we first met.

【2】where:場所に関する関係副詞

先行詞が場所(place, city, house など)の場合に使われます。

This is the house where I was born.
(ここが私が生まれた家です)

「where」は in which や at which に置き換え可能です。

This is the house in which I was born.

【3】why:理由に関する関係副詞

先行詞が reason のときに使われます。

That is the reason why I quit my job.
(それが私が仕事を辞めた理由です)

「why」は for which で置き換え可能です。

That is the reason for which I quit my job.

【4】how:方法に関する関係副詞(※注意点あり)

先行詞の way とセットで使われることが多く、省略されることが多いのが特徴です。

This is the way how he solved the problem. ❌(実際には好まれない)

正しくは:

This is how he solved the problem. ✅
(これが彼がその問題を解決した方法です)

あるいは:

This is the way in which he solved the problem. ✅

※「way」がある場合、「how」は基本的に省略されるか、「in which」を用いるのが自然です。

■ TOEICでのポイント

TOEICでは、以下の点がよく問われます。

書き換え可能な表現の理解(e.g., when ⇄ on which)

how の省略や使い方の判断

文構造から適切な関係副詞の選択

短時間で正確に意味を把握するためにも、関係副詞の使い方と置き換え表現に慣れておくと得点アップにつながります。

■ まとめ

関係副詞は、関係代名詞よりも使用頻度は少ないものの、TOEICや英作文では頻出の文法項目です。ポイントは以下の通りです。

  • when / where / why / how の4つが基本
  • それぞれの関係副詞は前置詞 + which に置き換え可能
  • 関係副詞は副詞の働きをし、主語や目的語にはならない
  • 「way + how」は避けるか「how」単独、または「in which」に書き換える

この機会に、関係副詞の知識を整理しておきましょう。理解が深まれば、TOEICの文法問題や長文読解もスムーズに進められます!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

Comments

コメントする

目次